スイミング衛生管理安全対策

確実性が担保されているプールの感染症予防対策

 水泳プールは、国の衛生基準に基づき、室内換気・プール水の循環を確保し、そして水質検査を常時行うようにしています。さらに日頃から保健所の厳しいチェックと指導の下にあります。

 室内換気では、人の呼気に含まれる二酸化炭素、その室内の含有率を0.1%以下に維持できるように常に換気がされています。一度に多くの遊泳者が運動するため、相当量の換気を常に行っています。
また、プール水には基準値の塩素が含まれているため、室内の空気中には次亜塩素酸が含まれており、滅菌効果もあります。

 プール水の循環では、1時間あたり6分の1のプール水が循環していて、消毒などの処理をするようにしています。

 保健所によるチェックとして、月1回採水を検水として保健所に持参、あるいは専門業者による検査にかけます。年1回の立ち入り検査では自主検査表や設備状態が検査され、不備がある場合には営業停止命令につながることもあります。また、遊泳者から保健所に直接苦情が出されれば、即座に立ち入り検査が入るようになっています。

 ここで採水検査では、遊離残留塩素濃度をはじめ、大腸菌や一般細菌の有無が専門機関で調べられます。また自主検査では例えば始業から終業まで1時間ごとに水温、気温、湿度、残留塩素濃度、pHなどが検査され、検査票に細かく記載されます。もちろん、プール水循環や換気にかかる設備稼働状況もチェックされます。

 こういった作業はすべてプール水を媒介とする各種感染症の予防対策として以前からおこなわれており、スポーツ施設の中でも、特に進んだ衛生管理を行っているのが水泳プールだと言えます。